これまでは遠隔地の養蜂場に台風が直撃すれば、現地に行って確認しなければなりませんでした。しかし、Bee Sensingを導入すれば、自宅にいながらスマホアプリで巣箱の温度や湿度を確認し、蜜蜂の健康状態を把握することができます。
Bee Sensing は養蜂家の巣箱の見回り作業の負担を軽減するだけでなく、内検による蜜蜂へのストレスをも軽減します。
蜜蜂は変温動物です。巣箱に設置された温度・湿度の状態を監視することで、蜜蜂が問題なく活動しているか、何か対応しな ければならない状態なのか、ある程度予測することができます。Bee Sensing では巣箱の温度・湿度をデータ化、スマートフォンから確認することができます。今まで現場に行かなければわからなかった状態を推測し、巣箱確認時間を短縮 することで業務の効率化を促進します。また、管理項目のチェックリスト化で蜂群管理の品質を向上させます。
Bee Sensing は、養蜂業者にとって負担である巣箱の管理と遠く離れた養蜂場の巡回を軽減するシステムです。巣箱に設置したセンサーで取得したセンシング情報(温度・湿度)と現場でスマートフォンアプリに入力した作業履歴情報をクラウドのAIでナレッジ化しフィードバック(通知)する仕組みです。
アドダイスが開発した、SoLoMoNデバイスと呼ぶキットを管理対象(巣箱)に取り付けるだけで、センサーデータと業 務管理スマホアプリの登録データを機械学習させAIにより作業品質を保ちつつ作業負担を軽減するIoT AIの仕組み(特許出願中)です。養蜂業だけでなく他の業務にも応用可能な技術です。
Internet of Things(モノのインターネット)を指します。
識別可能な物をインターネット/クラウドに接続して、情報交換や制御をすることでBee Sensingにおいては上記に対応します。
Artificial Intelligence(人工知能)のことです。
IoTで取得した自然のセンサーデータとスマートフォンから入力された作業履歴の内容を融合し、どのような自然環境でどのような対応をするのか学習させ、養蜂業の知識を蓄積します。
株式会社アドダイスが開発した、IoTとAIを組み合わせたテクノロジーのことです。
【SoLoMoN device(ソロモンデバイス)】と呼ばれるキットを管理対象(巣箱)に取り付けることで、センサーデータと業務管理スマートフォンのアプリの登録デー タを機械学習させ、AIにより作業品質を保ちつつ、作業負担を軽減するIoT AIテクノロジーです。(株式会社アドダイス 特許出願中)
Bee Sensing の場合、巣箱に設置したセンサーで温度・湿度などのデータ取得をIoTで実現しています。
IoTで取得した自然のセンサーデータとスマホから入力された作業履歴の内容を融合し、どのような自然環境でどのような対応をするのか学習させることで、養蜂業の知識を蓄積していきます。
IoTとAIを融合させた技術を使うことで、養蜂家が遠隔地の状況を推測しつつ対応できるようになるだけでなく、新人への教育や複数の作業メンバーとの情報共有も容易になります。
●動作環境 | 温度 0~60℃ |
●重量 | 約725g |
●サイズ | W210mm×D160mm×H100mm |
●天候 |
全天候型(空き巣箱内設置) ただし、横転や冠水など不可抗力による場合は動作の保証はいたしません。 |
●耐用年数 |
2年間 親機には環境測定用の子機が付属しております。その電池は1年で交換してください。 |
●動作環境 | 温度 0~60℃ |
●重量 | 約143g(電池を入れた状態) |
●サイズ | W115mm×D69mm×H19.5mm |
●通信距離 | 子機は親機から半径12m以内に設置することを推奨。 |
●ケーブル長 |
約14cm(湿度センサー)、13cm(温度センサー:短)、40cm(温度センサー:長) これらを挿入できるだけの余裕のある巣枠をお使いください。 |
●天候 |
全天候型(空き巣箱内設置) ただし、横転や冠水など不可抗力による場合は動作の保証はいたしません。 |
●耐用年数 | 2年間。子機電池は1年で交換してください。 |
本製品は電波法令で定めている技術基準に適合している無線機です。
蜂蜜の本来の味・色・香りは、採集される場所や季節によって異なります。巣箱の周辺で咲く花が違うからです。Bee Sensing の技術を使い、生産者情報をデータ化することで、生産者・採取場所・花の種類・採取日などの特徴を商品と結びつけて情報掲載できるようになります。
店頭に販売されている蜂蜜が、いつ・どこで生産されたものか確認できる安全性と季節や花などで異なる味の楽しみを商品に付加できるのです。
すでにサービスを利用している養蜂家の方は、効率化できた時間を規模の拡大やオリジナルブランドのマーケティングに活用 しています。70%の消費者が蜂蜜の原産国を重視して購入しているにもかかわらず、国産蜂蜜の供給は、僅か6.8%に留まっています。多くの個人養蜂家が オリジナルブランドに手が出せない理由は、飼育に手間がかかり時間が確保できないこと。そのジレンマを先端技術でサポートします。
Bee Sensing の開発者は実際に里山の蜂蜜づくりをする養蜂家でもあります。
現場で本当に必要とされる、実体験やニーズに基づいたシステムなのです。
子機を巣枠の上に置いて、1)ケーブルが短い方の温度センサーと湿度センサーを巣箱の上角に垂らし、2)ケーブルが長い方の温度センサーは蜂球の中心に来るように巣枠の上を通して垂らしておきます。 | 各センサーやケーブルを動かさないように注意しながら、子機と巣枠の間に、麻袋や新聞紙などの仕切りを設けます。 | その後、蓋がセンサーおよびケーブルを挟まないことを確認してから蓋を閉めれば設置は完了です。 |
よくあるご質問を掲載します。
Bee Sensing サービス提供企業:株式会社アドダイス